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~健康管理通信~第10回「GI値」

こんにちは!サングループ「健康管理チーム」より、今回は、GI値についてお話致します。

食事をすると食べ物に含まれる糖が小腸から吸収されます。糖が血管内に入ると血糖値が上昇し、すい臓からは「インスリン」が分泌されます。インスリンの働きによっては糖は体中の細胞に取り込まれるほか、肝臓や筋肉に蓄積され、エネルギー源として利用されます。ところがたくさんの糖が一気に吸収されると血糖値は急上昇します。余った糖はエネルギーとしてすぐには使われず、中性脂肪として脂肪細胞へと取り込まれることになり、これが肥満へとつながってしまうのです。

太りやすさや健康のカギを握る血糖値。この血糖値の急上昇でインスリンが出にくい食べ物を意識的に選ぶことが可能です。

GI値という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

「GI」とは、食後の血糖値の上がる速さのことで、これが速ければ速い食べ物ほど太りやすい「高GI食」、遅ければ遅いほど太りにくい「低GI食」と呼ばれています。白いものより茶色くて精製していないものが低い傾向にあります。

例えば、パンやパスタならば、白いパンは「高GI食」、全粒粉のパンやライ麦パンなら「低GI食」です。

食べ順や組み合わせによっても血糖値の急上昇は防げます。例えば、食べる順が白米→サラダ→主菜とサラダ→主菜→白米とで比較すると、最初に白米を食べた場合は、血糖値が急上昇し、その後急激に下がります。最初にサラダを食べた場合は、野菜に含まれる食物繊維が糖の吸収スピードを緩やかにするため、血糖値の急上昇が抑えらます。

食物繊維が豊富なきのこや海藻などと一緒に食べて、血糖値の上昇を緩やかに抑えましょう。

今回は「GI値」についてお話しましたが色々なものを一緒に食べるのが食事ですので、GI値だけでは判断できません。参考にする程度になさってくださいね。