こんにちは! 季節は秋冬に差し掛かり、寒い時期がやってきます。
特に冷え性の方達にはつらい時期到来です。
冷え性に効果的な食品と言えば思いつくのは「生姜」
今回の健康通信は生姜に関する成分や効果など紹介します。
「根生姜の栄養素」
ビタミン類:ビタミンB1, B2, ビタミンC, ナイアシン, 葉酸
ミネラル類:カリウム, カルシウム, マグネシウム, リン, 鉄, 亜鉛, マンガン
また生姜の辛味成分には、ジンゲロールやジンゲロン、香り成分にはジンギベレンと呼ばれる成分が含まれています。体を温めたり、食欲を増進したりとさまざまな効能を期待できます。
「毎日食べてもいいの?」
・1日の摂取量が5〜10gであれば毎日食べても問題ありません(スライスされた生姜の場合は、5〜7枚程度が目安です。すりおろされたものの場合は、小さじ1杯程度を目安にしましょう)
しかし、過剰に摂取してしまうと、胃腸を荒らす原因になる可能性があります。多量摂取は子ども、妊娠している人が毎日摂取すると、体調を崩す可能性があるため注意しましょう。
「生姜に期待できる効能・効果」
生姜には、体を温めたり、健康維持を促進したりとさまざまな効果を期待できます。ここからは、生姜に期待できる効能や効果を紹介します。
・血行促進や発汗作用
冷え性は、体が冷えるだけでなく、疲れが取れなかったり、風邪を引きやすかったりとさまざまなトラブルに繋がりかねません。生姜に含まれている成分には、血行を促進したり、熱をつくり出したりする効果を期待できます。体を内部から温めてくれるため、冷え性の改善も目指せます。また血行が促進されることで、発汗が促され、体にこもった余計な熱を逃す効果も期待できるのが特徴です。発汗作用は、生の生姜に期待できる効能です。
・美肌効果
生姜には、美肌効果を期待できるビタミンCが多く含まれています。他にも、抗酸化作用によって、体内の活性化酵素を除去する働きも期待できます。
・抗炎症作用
生姜には「ジンゲロール」と呼ばれる成分が含まれています。ジンゲロールは主に辛味成分であり、炎症作用効果を期待できます。リウマチや神経痛などの痛みを和らげる効果を期待できるのが特徴です。他にも血行不良による肩こりなどの改善も期待できます。
・免疫力アップや風邪予防
生姜には、体を温めるだけでなく、新陳代謝の促進や殺菌作用などがあり、免疫力アップや風邪予防を期待できます。特に生姜特有の成分には、白血球の量を増やし、免疫アップにつなげてくれるため、丈夫な体づくりに向いています。
・抗酸化作用やアンチエイジング
生姜特有の成分には、活性化酵素を除去する抗酸化作用があります。活性化酵素は、体に必要な物質ではありますが、過剰に増えてしまうと酸化ストレスが生じます。
酸化ストレスは、老化や病気の原因となるため、生姜など活性化酵素を除去する働きがあるものを積極的に摂取しましょう。また生姜が持つ抗酸化作用は、アンチエイジングや生活習慣予防などさまざまな効果をもたらします。
・口臭予防
生姜の抗菌作用は、口臭や歯周病予防などデンタルケアとしても注目を集めています。他にも、唾液に含まれている酵素を活性化させ、においの元を分解する働きも持っています。
チューブタイプの生姜はほとんど効能を期待できない
チューブタイプの生姜は、使いたいときにすぐ使えるなど便利さが魅力です。しかし、生の生姜に比べると栄養素や効能などが劣ります。他にも、添加物などが含まれていることもあり、全く効能がないわけではありませんが、ほとんど期待できません
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生の生姜を使った料理は美味しいと解っていても超便利なチューブはいつも冷蔵庫にスタンバイしています。チューブ生姜を食べるとやっぱり味が違うと感じていましたが栄養素も劣ると学習致しました。
使い切れない生姜は擦って冷凍保存も出来るようですので、無駄なくいただいて効果も得たいと思いました。