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~健康管理通信~
第21回「明るい寝室は太りやすい!!」

皆様こんにちは!今回は「明るい寝室は太りやすい!!」というテーマでお話致しま

す。某番組で取り上げられたこのテーマですが聞き捨てならない題名に、私も思わず

前のめりで見てしまいました。

私達が日常的に浴びている光は、体内時計を調節し、朝に目覚め、夜は眠くなるとい

うリズムをつくる大切なものですが明るい場所で眠ると健康リスクが増すようです。

【光を浴びる時間帯と量が身体に及ぼす影響】

寝ている間に浴びる光の量が多い方ほど、うつ症状や糖尿病が多く、動脈硬化も進行

していることが分かりました。就寝時の光は睡眠障害、全身性炎症、肥満、脂質異常

症とも関連がみられており、こうした病態が多い結果が得られています。

日中に浴びる光の量が少ない方、夕方以降に光を多く浴びている方も太る傾向にあり

ました。このように光を浴びる時間帯や量によって、異なる影響が表れているのです。

【健康に影響する理由】

光は目から入り、網膜を通ります。網膜には、光の刺激を受容する細胞があり、脳に

ある「視交叉上核(しこうさじょうかく)」に到達します。これは、人間の体内時計

の中枢(中枢時計)に当たる部分でホルモンなどの分泌を介して、各臓器の体内時計

(抹消時計)も調整しています。

体内時計には、光だけではなく食事や運動にも影響を与えますが目から入る光の影響

は圧倒的に大きくなっています。

日中は、できるだけ光を浴びて、就寝前には強い光を浴びないようしましょう。

パソコンやスマートフォン、タブレットなどは寝室に持ち込まず、寝る直前まで見る

ことは避けたいものです。

就寝中の光は、暗ければ暗いほど良いと言えます。しかし、どうしても光が必要な方

は、できるだけ暖色系の光にしたり間接照明を使って、直接、照明の光が目に入って

こない工夫をしましょう。

就寝時間までテレビを付けていたり、スマートフォンやタブレットを楽しみがちです

が質の高い睡眠を考えると反省することばかりかもしれませんね。

爽快な朝を迎える為にも、早めのスイッチOFFを心掛けたいものですね。