暑い日が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
体調を崩されませんよう、ご自愛くださいね。
早速ですが今回は、「ポリフェノールと抗酸化作用について」お話いたします。
ポリフェノールとは、植物が持つ色素や香り、苦味などの化学成分である「フィトケミカル」の一種で、優れた抗酸化作用があります。
自然界に約5,000種類以上存在します。
活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、生活習慣病の予防に役立ちます。
抗酸化作用とは、内臓や血管、皮膚など体内での活性酸素の働きを抑えることです。
細胞や血中脂質の酸化を防ぎ、動脈硬化の進行を抑える働きがあります。
ポリフェノールを含む食品を摂ると、活性酸素によるダメージが軽減され、アンチエイジングの効果が期待できます。
ポリフェノールの性質は、水に溶けやすく、体内に吸収されやすい特性があり、摂取後約30分で抗酸化作用が現れ始めます。
効果が速く現れる一方で排泄されるのも早く、持続時間は、ほんの2~3時間です。
ポリフェノールは、こまめに摂取することが理想です。
◆ポリフェノールの種類と効果を一部ご紹介致します。
【アントシアニン】赤ワイン、ブルーベリー
視力回復、血糖値上昇抑制、眼病予防、花粉症予防、
メタボリックシンドローム予防
【カテキン】緑茶、紅茶
抗ウイルス作用、血圧上昇抑制作用、抗ガン作用、殺菌・口臭予防、
コレステロール抑制作用
【カカオポリフェノール】カカオ、ココア
血圧低下作用、美肌効果、動脈硬化予防、脳の活性化、アレルギー改善
【ルチン】そば
毛細血管強化作用、美肌効果、抗炎症効果、糖尿病症状緩和、
血流改善効果、生活習慣病予防・改善
ポリフェノールを意識的に取り入れて、若々しく健康的な毎日を過ごしましょう!