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~健康管理通信~
第26回「炎症・糖化・酸化」

まだまだ寒い日が続きますが桃の節句も過ぎ、いよいよ春の到来も間近ですね♪

季節の変わり目は、寒暖差、気象病、天気痛、日照時間の変化、花粉症、自律神経の

乱れなどで体調を崩しやすいので、体調管理には特に気を付けましょう!

今回は、健康管理チームより、『炎症・糖化・酸化』についてお話致します。

老化の3大要因は、「炎症・糖化・酸化」と言われています。中でも、近年注目さ

ているのが「炎症」です。糖尿病、メタボリックシンドローム、アトピー性皮膚炎、

認知症、躁うつ病、心臓病、脳卒中、がん等の大もとに「炎症」があると言われてい

ます。

《炎症》・・・細胞の火事

 身体の細胞や組織が病的、損害性の刺激を受ける事で起こる生体の防御、修復反

を言います。発赤、膨張、発熱、疼痛がこれにあたります。傷が赤くなり痛みを感じ

る、打撲部位が熱をもつといった防御反応を急性炎症といいます。サイレントキラー

とも呼ばれ注意しないといけないのが慢性炎症です。乱れた生活習慣、運動不足、加

齢といった要因で体の機能が低下すると炎症がおさまらず進行します。

《糖化》・・・細胞の焦げ

 体内のたんぱく質と糖が結合すると起こるのが糖化です。糖化は、“体の焦げ“とも

言われます。糖化が起こると「AGE(糖化最終生成物)」と呼ばれる物質が作られ

ます。AGEは、血管の壁に入り込んでプラークを作ったり、血管の細胞を妨げるな

どして、動脈硬化を引き起こします。糖化により、骨粗しょう症や糖尿病、がんなど

の病気も引き起こします。

《酸化》・・・細胞の錆び

 ヒトは、酸素を使って栄養素を燃やすことでエネルギーを作っています。このとき

「活性酸素」と呼ばれる物質が発生します。活性酸素は、体内に侵入した外敵を退治

するというプラスの働きがあります。しかし、ストレス、喫煙、飲酒などで過剰に活

性酸素が発生すると細胞を傷つけ、体が酸化していきます。体が正常に働いていれば

「抗酸化作用」で酸化を防ぐことができます。体の機能が低下していると酸化を阻止

できず、不調や病気に繋がっていきます。

★「炎症・糖化・酸化」を少しでも防ぐためにも、

     バランスの取れた食事、健康的な生活習慣、ストレス管理に

                      気を付けて過ごしましょう。