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~健康管理通信~第11回「男性更年期障害」

みなさん、こんにちは!

中高年男性で「なんとなく不調」、「気分が落ち込む」、「今までと違う」そう感じることはありませんか?

他にも

  • 不安やイライラ
  • うつ症状
  • 不眠
  • 集中力、記憶力の低下
  • 疲労感
  • ほてりや発汗
  • 頭痛、めまい、耳鳴り
  • 性機能低下
  • 頻尿

など、このような症状が続くなら「男性更年期」のトラブルかもしれません。

男性更年期障害(LOH症候群)とは?

男性ホルモンの減少によっておこる様々な症状のことを指します。
男性ホルモンのテストステロンは男性の健康を守る重要なホルモンです。
加齢やストレスにより男性ホルモンが急激に減少すると症状が発生する場合があります。

急激な男性ホルモンの減少は、女性でいう閉経のようなイベントがないため、更年期障害の診断が困難な場合があります。
また、女性の更年期障害は50歳代の閉経前後、数年に渡って起こり、閉経後徐々に症状は落ち着いていきます。
それに比べて男性更年期の発症時期は特に決まっておらず、40歳代以降いつまでも続き、終わりがないと言われています。

原因は?

原因は「加齢」と「ストレス」などで男性ホルモンが減少することにあります。
男性ホルモンは男性らしい体つきや性機能だけに働くのではなく、認知機能や血管の健康にも関係しているため、男性ホルモンを維持することが中高年男性の健康維持につながります。
男性ホルモンはストレスや睡眠不足など、生活習慣の影響を受けやすいホルモンです。
また、肥満を抑える効果もあるため、ホルモンが減少すると内臓脂肪が増え
肥満による生活習慣病のリスクも高くなります。

予防方法は?

  • 十分な睡眠
  • 適度な運動
  • 健康的な食生活
  • 禁煙
  • ストレスをためない

ごく一般的な「健康的な生活習慣」を身につけることが、男性更年期障害を改善、予防していくことにつながります。

治療方法は?

治療としては、

  • 生活療法
  • 漢方薬
  • 男性ホルモン補充療法

があります。

生活療法では運動を定期的に行います。
筋トレなどで筋肉量を増やし成長ホルモンと男性ホルモンの分泌を促します。

~まとめ~

女性の更年期障害ばかりが注目されがちですが、男性の終わりがみえない不調も大変苦しいものです。
まずは健康的な生活習慣を意識して予防に努め、症状が長く続くようなら無理をせずに、病院に相談することが早く楽になるための秘訣です。

男性ホルモンの役割である

  • 不安がない♪
  • 前向き♪
  • 楽しい♪

これらの感情を取り戻し快活な生活を送りましょう♪
今年も残り1ヶ月となりました!
本格的な寒さも近づいておりますので、皆さんどうぞ温かくお過ごしください( ^^) _旦~