みなさんこんにちは。
新青森駅前店のKさんの紹介でブログを書かせていただくことになりました。虹ヶ丘店のTといいます。
初めてのブログで何を書こうか迷いましたが、私の趣味である読書についてお話ししようとおもいます。
わたしは、小学生の頃に本屋さんで見つけた、「不思議の国のアリス」を読んだときから読書を好きになりました。
小学生時代は「IQ探偵ムー」にハマり、中学生の頃は山田悠介さんの作品を読み漁るなど、ミステリーやホラー系の小説にハマっていきました。
他にも、ノンフィクションのお話も好きでよく読んでいます!
今回は読書の魅力とおすすめの小説について紹介したいと思います!
まずは読書の魅力についてです!
現実逃避ができる!
小説は、自分と物語が一対一で向き合える空間です。
自分とは全く違う生き方をしている主人公や、過去や未来、異世界にまで小説を通して旅をすることができます。
ドラマやアニメでも同じことは言えるかもしれませんが、小説ならではの“文字”だからこそ、想像力がより掻き立てられます!
繰り返し楽しめる!
映画や音楽と同じように、本もその時の気分や環境によって感じ方が変わります。
また、昔好きだった作品を久しぶりに読むと新たな発見があり、同じ作品でも何度も楽しむことができます。
さまざまな読書スタイルがある!
読書は、紙媒体はもちろん電子書籍やAudibleという「耳で聴く読書」もあります。
紙媒体だと保管場所を必要としたり、電子書籍だと目に負担がかかりやすかったりと、
それぞれメリット・デメリットはありますが、気分や状況に合わせて楽しむことが出来ます。
たくさんの魅力がある読書ですが、その中でも特にお気に入りの小説を2つ紹介したいと思います。

「罪の轍」 奥田英朗
昭和38年。北海道礼文島で暮らす漁師手伝いの青年、宇野寛治は、窃盗事件の捜査から逃れるために身ひとつで東京に向かう。
東京に行きさえすれば、明るい未来が待っていると信じていたのだ。一方、警視庁捜査一課強行班係に所属する刑事・落合昌夫は、
南千住で起きた強盗殺人事件の捜査中に、子どもたちから「莫迦」と呼ばれていた北国訛りの青年の噂を聞きつけるー。
ミステリ史にその名を刻む、犯罪・捜査小説。
昭和38年に実際に起きた誘拐事件を元にした小説です。
舞台が昭和時代であることから、現代との対比が顕著に感じられます。
主人公である宇野寛治の生い立ちに同情する部分もありますが、やはり犯罪は許されるべきことではないのだと改めて感じさせられる一冊です。
ページ数の多い本なので読むのに抵抗があるかもしれませんが、面白さは間違いなしです!

「悪い夏」 染井為人
26歳の佐々木守は、生活保護受給者のもとをまわるケースワーカー。
同僚がケースの女性にセクハラをしていると知った守は、真相を確かめようと女性の家を訪ねる。
しかし、その出会いをきっかけに守は普通の世界から足を踏み外して・・・。
夏の蒸し暑さの中で進む物語は、読者にもじっとりとした不快感を残します。
人はこんなにも簡単に堕ちてしまうのか・・・と、人間の弱さが垣間見える作品です。
物語のテンポが良く、展開も早いので読んでいて飽きません!
ノワール的な重さや、人間のグレーな部分にひかれる方には特に刺さる一冊です!
読書をすると、リラックス効果や集中力の向上が期待できるそうです!
みなさんのおすすめの小説があれば教えてください!