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~健康管理通信~
第22回「熱中症を予防する食べ物」

みなさんこんにちは!

徐々に日差しも強くなり本格的な夏がもうすぐやってきますね!

今回は『熱中症を予防する食べ物』についてお話していきます。

暑い日が続くと食欲がなくなったり、体力も落ちたりといつの間にか夏バテになってしまう人も多いのではないでしょうか?

夏こそ食事から様々な栄養素を取り、健康な体作りをしていきましょう!

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える時に必要となる栄養素で、疲労回復に効果的です。不足すると倦怠感、むくみ、食欲不振などの症状が現れます。ビタミンB1は豚肉やわかめ、ごま、マイタケ、モロヘイヤ、味噌、豆腐などの大豆製品に含まれています。

しかし、ビタミンB1は体に吸収されにくいというデメリットがあります。食品から摂取するビタミンB1が体に吸収される量には限度があります。また、水溶性のビタミンのため、調理の際の水洗いやゆで、煮ることで流出しやすく、加熱することでも失われてしまいます。でも、アリシンという成分と一緒に取ると吸収率を高めることができます。アリシンは、こんにゃく、玉ねぎ、にんにく、ニラなどに多く含まれています。

少食、偏食、お酒を習慣的に飲む人は特にビタミンB1が不足しがちです。市販のサプリメントで手軽に補うのも良い方法ですね。

ビタミンCは免疫力を高めるストレスへの抗体を作る、疲労回復に効果的です。

また、夏は大量の汗をかくと汗と一緒にビタミンCも外へ排出されてしまいます。暑さ、紫外線、ストレス、睡眠不足などにより消費が高まるため、夏に不足しがちな栄養素です。

シミ予防コラーゲンの合成の促進など美容にも嬉しい効果もたくさんあります。

野菜ではゴーヤ、パプリカ、トマト、ブロッコリー、果物では、レモン、みかん、キウイフルーツなどに多く含まれています。

市販のジュースにも含まれていますが、果糖も多く含まれているので取りすぎると肥満の原因になってしまいます。ジュースは手軽にビタミンCを摂取できるので、適度に飲むように気を付けましょう。

疲労の原因となる乳酸を排出する機能があり、疲労回復筋肉痛の改善などに役立ちます。

クエン酸は酸味のあるものに含まれており、梅干し、柑橘類(レモン、グレープフルーツなど)、お酢などに含まれています。梅干しは塩分も高いので食べすぎには注意が必要ですが、1日1~2粒食べると効果的です!柑橘類はさっぱりとしているので食欲が低下している夏にも食べやすいですね。

高齢者は温度に対する感覚が弱くなり、暑さを感じにくいのが原因で熱中症になってしまいます。また、室内にいても熱中症になることがあります。

喉の渇きを感じるのが難しくなってくるため、喉が渇いたと思ってから水分を取るのは手遅れです。自分で水分を取る時間を決めて習慣をつけると良いです。起床時、食事、入浴前後など自分が忘れないようにルーティンを決めるのも一つの方法です。水分を多く取ることが難しい場合はフルーツや野菜からも摂取できます。きゅうり大根トマトナスなどの夏野菜は水分を多く含んでいます。生野菜を食べられない人は、漬物から塩分を取ることもおすすめです!

今年の夏も全国的に高温になると予想されています。厳しい暑さを乗り越えるためにも沢山の栄養とり、この時期から備えていきましょう♪